タマゴには良質のたんぱく質が豊富に含まれていますが、たんぱく質は脂肪に変わらないため太る心配がありません。
朝食に、しっかりとたまご料理でたんぱく質を摂ると、血糖値もあまり上がらず、消化に時間がかかるため腹もちもよく、ダイエットには効果的と言われています。
しかし、栄養豊富なタマゴですが、ビタミンCが含まれていませんので、野菜と一緒に食べるのがお薦めです。
やはり、年代を問わず人気なのが『たまご焼き』です。
お弁当のおかずの定番メニューはまさにお袋の味ですね。
また、お店で味わえるふわぁ~っとした出汁巻たまごも大人気です。
中日本のロングセラー商品といえば、もちろん『タマゴロウ』です。 塩味がほど良くついた味付ゆで卵で、絶妙な半熟加減が大変好評を頂いております。 一度食べたらクセになる、ランチのお供やおやつにぴったりの商品です。
たまごは、栄養学的にも「完全食品」と呼ばれているように、人間の体に必要な栄養素をバランスよく含んでいるすぐれた食品です。
1種類でこれだけ栄養的に豊富な食品は、たまごを除くと牛乳以外には見当たりません。
たまごは、ヒヨコが成長するために必要な栄養成分を全て持ち合わせている、文字どおりの「完全栄養食品」なのです。成長に必要な脂質類とタンパク質、カルシウムとリン、さらに鉄分・ビタミンA・B1・B2・Eも豊富に含まれています。考えてみれば殻の中でその栄養を吸収してヒヨコが育つわけですから当然といえば当然ですよね!
もう少し詳しく…
最近よく耳にする「必須アミノ酸」。栄養素として重要なタンパク質を形成しているのは、約20種類のアミノ酸ですが、そのうち人間の体の中では合成できないものを「必須アミノ酸」と呼んでいます。 良質のタンパク質とは、この必須アミノ酸をまんべんなく含んだものをいいます。そして、そのアミノ酸の割合を持っている食品こそが「たまご」なのです。
たまごの殻が褐色をした赤玉と白いたまごとの違いは、実は鶏の種類のちがいによるもので、栄養的な差はありません。
また、たまごによって、黄身の色がずいぶん違うことがあり、濃い目の卵黄に人気があり、薄い色の卵黄は栄養分が少ないと誤解している人も少なくありません。
黄身の濃淡は、配合飼料の素材の割合によって異なってくるもので、直接栄養価には関係ありません。殻の色にしろ、黄身の色にしろ、色の差は栄養の差とは無関係です。
たまごは買ってきてから、常温(15℃)で保管しても3週間ぐらいは大丈夫です。
冷蔵庫(5℃)で保存すれば、さらに長持ちします。
たまごを冷蔵庫のエッグポケットにおさめるときは、たまごの丸い方を上に、尖った方を下にして保管する方がよいとされています。
(丸い方より尖った方が強度があるので、そちらを下にした方が割れにくいという利点もあります。)
また、たまごの殻には、小さな気孔があいていて、呼吸をしています。この気孔を通じて外部のにおいを吸収しやすいので、においの強い食品から離しておくようにして保存したほうが、長い期間おいしく食べることができます。
※殻にひびが入ったたまごは、カビがはえたり、腐ったりしやすいので、ひびが入ったらすぐに使ったほうがよいでしょう。
※冷蔵庫で保管する場合は、調理する15~20分前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておいてください。冷えたたまごを急に加熱すると、割れたり火の通りが悪くなって失敗の原因になることがあります。
最近では、ほとんどのたまごは洗卵されて出荷されているので、外観からは鮮度を見分けるのが難しいようです。
でも、中身については、割ったときに卵黄がこんもり盛り上がり、濃厚卵白がたっぷりあるものが新鮮な卵です。濃厚卵白は、厚みがあって、白濁していること、また、割ったときに殻から離れにくいのが新鮮な証拠です。
(新鮮なたまごの卵白は、炭酸ガスが含まれているため、少し白く濁ったように見えます)
※参考サイト 「たまご博物館」 http://village.infoweb.ne.jp/~takakis/